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エクセル納品書 「商品」欄 プルダウンか直接打ち込みか

time 2023/06/06

納品書(エクセル)における商品欄の入力方法には、プルダウンを用いた選択と直接の打ち込み、これら2つがあります。

どちらも一長一短あり、「プルダウンを用いるから効率化できる」というものでもありませんので、それぞれの長所と短所をまとめました。

 

1. プルダウンメニューを用いた選択:

長所:

  • ミスの減少: プルダウンメニューから選ぶことで、誤った商品名の入力を防ぐことができます。
  • 一貫性: 商品名が一貫して表記されますので、データの分析やトラッキングが容易になります。
  • 時間節約: タイピングがゆっくりの方であれば、商品名をタイプする時間を節約できます。

短所:

  • 初期設定の手間: プルダウンメニューを設定するための初期作業が必要です。
  • 選択肢の限定: 新商品を追加する場合や選択肢にない商品を記載する場合には手間がかかります。
  • 表示の小ささ: プルダウンの表示が小さいため、見づらいです。
  • 技術的な要求: Excelのプルダウンメニュー機能を使用するにはある程度の技術的な理解が必要です。

 

2. 直接の入力:

長所:

  • 柔軟性: 任意の商品名を自由に入力できますので、新商品や一覧にない商品の入力が容易です。
  • 迅速性: タイピングが速い方であれば、プルダウンメニューからの選択より、打ち込んだほうが速いです。
  • 初期設定が不要: プルダウンメニューのような初期設定は必要ありません。

短所:

  • 入力ミス: 商品名のスペルミスや表記のブレが生じる可能性があります。
  • 時間消費: 各商品名を完全に入力する必要があるため、時間がかかる場合があります。

 
それぞれの長所と短所を見てみると、エクセルの操作に長けていない人はプルダウンを用い、長けている人は直接の打ち込みでよいのではないかと感じます。

 
エクセルのスキルレベルや操作に対する自信度は、商品の入力方法を選択する上で大きな要素となります。

プルダウンメニューは初期設定の段階では一定のエクセルスキルを必要としますが、一度設定が完了すれば、ユーザーは商品を選択するだけでよく、比較的エクセルに不慣れな人でも操作しやすいです。一方で、直接打ち込む方法はエクセルのスキルが高い人には柔軟性を提供します。新商品や一覧にない商品を自由に追加できることは大きな利点となるでしょう。しかし、一貫性やミスの防止の観点からは、注意深く操作する必要があります。

従って、エクセルのスキルレベルに応じて適切な方法を選択するのが最善の方法といえます。

 
以上の一長一短を考慮に入れ、エクセル納品書の作成時には、商品の種類や頻度、データの一貫性の重要性など、具体的なニーズに合わせて最適な入力方法を選択することをおすすめします。

 
 
納品書を見積書と請求書と連動した例

【例】3ファイル(請求書、納品書、見積書)の連動